人は、過去の経験から自分の未来を守ろうとするために「恐れ」を感じ、私たちの心や行動の妨げになってしまうことが多くあります。不安から消極的になってしまったり、心配しすぎて心が苦しくなったり、時には身動きが取れなくなってしまいます。そんな時、フラワーエッセンスが恐れや不安といったマイナス感情を真実へと目を向けることでポジティブへと変えてくれます。
「ワクワク」「ビクビク」といった感情、実は同じ「恐れ」という感情です。いい意味での緊張感であるワクワクは、恐れをポジティブに捉えているときです。ビクビクは、自分の中にある恐れという幻想に振り回されて、ネガティブ思考になっているときです。
では、ポジティブへと変えていくにはどうしたらいいのでしょうか？
恐れがあると、真実が見えなくなってしまって、「恐れ」ばかりを見て、身動きが取れなくなったり、自分を苦しめてしまいます。恐れが、あなたの行動の邪魔になっていたら、まずはその恐れを受け止めて、恐れの幻想を真実に変えましょう。ブラックコホッシュ（鎖を断ち切り、幻想を打ち砕き、過去から解放させる）は、過去の経験から自分の未来を守ろうとするための恐れといった感情を手放すフラワーエッセンスです。不必要な感情を手放すことで、自分を信頼し、周りの人との繋がりを大切にして、そのことを楽しもうという意欲を持つことが大切です。そうして安心感を得ることで勇気も沸きます。すると、新しい自分に出会えるかもしれません。
いつもネガティブに捉えてしまう癖のある場合には、オプティマルイミュニティ（抵抗力をつける）やターコイズのフラワーエッセンスでポジティブへと変えていきましょう。ポジティブエネルギー（ポジティブな姿勢）は、前向きになれる香りのついたマジカルオイルです。いつも香りを身につけて、思考パターンを変えていきましょう。アロマオイルの香りもまた、気持ちを前向きにしてくれます。ミカエル・ザヤットの大天使ウリエルは、オレンジ、プチグレンといった柑橘系の香りが気分を明るく前向きにさせてくれます。
さて、恐れや不安には、理由がわからない場合と具体的な理由がある場合があります。それぞれに対応するフラワーエッセンスを選んでいきましょう。
まずは、漠然とした理由のわからない不安感に襲われている際のフラワーエッセンスです。アスペン（安らぎ）、ヒーリング(HEALING)やトレンブリングポプラは、悪い予感、神経が過敏で根拠のない不安や恐怖を鎮めてくれます。ピースオイルは、心がざわついている際に、胸部、足の裏、眉間、頭頂部につけると、落ち着きを取り戻します。
次に、具体的な恐れや不安のある場合です。具体的な恐れや不安があるときのフラワーエッセンスは、ミムラス（勇気）がおすすめです。普段から小さな不安を溜めないようにしていくと、大きなストレスに繋がりにくくなります。同じく「勇気」の名のついたマジカルオイルのコーリッジ（勇気）もおすすめです。「勇気」を与えてくれるエッセンスは心強いですね。
大人だけでなくお子さんの不安や恐れもフラワーエッセンスが癒します。ベルベットのうさぎエッセンスやキッズスタッフ（子供時代のトラウマ）が、子供らしさ、純粋さを取り戻し、穏やかな気持ちにさせてくれます。
最後に、変化への不安に対応するフラワーエッセンスをご紹介します。物事の変化にすぐに対処できない悩みには、スティッキーゼラニウム。キネヘ（フレッシュスタート）やシルク（絹）は、環境や生活が変わっていく際の不安や恐れに安心感を与えてくれるフラワーエッセンスです。変化に不安はつきもの。まずは、心を安定させて前へと進んでいけるようにしましょう。
「恐れ」は「怒り」を作り出し、それが抑圧されると「憤り」「恨み」に変わり、そのような感情を使ってまで守ってきた物を失ってしまうと「悲しみ」の感情が出てきます。ですから、恐れや不安をそのままにしておくと、あらゆるマイナス感情へと結びついてしまいます。そうなる前に、日頃からフラワーエッセンスでケアをして、プラス思考に気持ちを切り替えていきましょう。
