こんにちは。SUN&MOON 柳瀬更織です。
今回は、30代主婦の方から、こんなご相談をいただきました。
「子供の幼稚園が同じママ友がいます。そのママ友は2台車を所有しています。
ところが、子供の送り迎えの時に、私の車に便乗させてほしいと言って、LINEをしてきます。
そのママ友の家は幼稚園までの通り道なのと、子供同士がとても仲が良いの断ることもできず、
いつも乗せていってあげています。
その帰りに買い物に行こうと誘われ、それも結構遠くまで行こうと言います。
直接言われると無下に断れずつい行ってしまいます。
運転手のように使われているような気分になってしまいます。
上手に断る方法はないでしょうか・・・(30代/主婦)」
そのママ友は長くお付き合いしたい相手ですか?
「困ったときは、お互い様」という言葉があります。
これは、助け合い、支え合いの精神があるときに成り立つ言葉です。
例えば、ママ友との普段のお付き合いの中で、
あなたが困っているときに助けてくれたり励ましてくれたり…
あなたにとって心の支えとなるような相手だったら、あなたの心理も少しは違ったかもしれません。
しかし、今回のご相談内容を拝見すると、
少なくとも、あなたにとって「助け合いの関係」とは感じられない関わりなのではないかと想像します。
心理的な距離は遠いのに、物理的な距離が近いことで、
あなたの心理的負担が大きくなったのでしょう。
一連の流れにはママ友の図々しさが見え隠れしていますが、
彼女自身には悪意がなく、単純に「あなたの負担に気がついていない」というだけなのかもしれません。
どちらにせよ、毎日の幼稚園送迎の便乗や買い物の誘いに遠出など、
全てあなたが車を出すことが当たり前になっていることは、常軌を逸する出来事です。
あなたの負担は相当なものでしょう。
さて…あなたにとって、
ママ友は今後もお付き合いしていきたいと感じる相手でしょうか?
もし、長くお付き合いを重ねていきたいと思っているなら、
今回の件は、惰性で引き延ばしてはいけないことだと感じます。
お子さんが幼稚園時期を過ごすときだけのお付き合いであると割り切っているとしたなら、尚更のこと。
毎日の送迎、遠出など、車を出す回数が増えれば増えるほど、
当然のように事故率も高くなります。
安全運転だから大丈夫という保障はありません。
万が一のことがあった場合…
同乗しているママ友とお子さんに何かあったときは、あなたが責任を持つ事になります。
「万が一」を防ぐ目的で、頻繁な車の同乗、送迎の一切をお断りしましょう。
「事故があったときに責任を持つ事が出来ないから、
よほどのことがない限りは、車で家族以外の人を送迎するのはやめることにした」という理由で十分です。
この時、語尾は明確に「~した」と言い切って、決定意志をあらわして下さい。
自分の考えとして伝えることに抵抗があるようでしたら
「主人から、家族以外の車の送迎は万が一があったら責任を持てないから、やめるように言われた」など、
ご主人や他のご家族の意志かのようにお伝えすることも方法のひとつでしょう。
お断りをお伝えしたあとに
「よほど必要に迫られるほど困った時があったら、お互いに車を出し合うこともあるだろうけどね」と、
さりげなく「困ったときは、お互い様」をアピールしておくのも良いですね。
ここで、単純に「あなたの負担に気がついていない」だけだったママ友であったなら、
あなたの気持ちに気付いてくれると思います。
これを機に、健全な距離を保ったお付き合いを続けていけるでしょう。
しかし、本当に図々しい人であったとしたら、あなたの代わりとなる人物を探すでしょう。
あなたを利用できないと分かった時点で、自然と離れて行くと思います。
そうなったら、ママ友として関わりを持つ必要もありませんよ。
事故を防ぐためにもしっかりとした意思を示そう
ところで、ひとつ気になることがあります。
幼稚園の送迎をするとき、6歳未満はチャイルド(もしくはジュニア)シート着用が義務付けられています。
これまで、ママ友のお子さんの分はどうしていたのでしょうか?
ママ友とお子さんが同乗するたびに、チャイルドシートを持ち運びしていたのでしょうか?
とある女性の事例となりますが…
いつも安全運転を心がけており、普段は必ず子どものチャイルドシート装着をする常識ある人の経験です。
ある日、たまたま用事があって友人のお子さんを同乗させる必要がありました。
しかし、そのお子さんの分のチャイルドシートはありません。
「行く場所は近くだから」という理由で、チャイルドシート未着用で出発。
警察の取り締まりに遭遇し、チャイルドシート装着義務を怠った交通違反となってしまいました。
…これは、不幸中の幸いという事例だと思います。
いつもはキチンとしている人が、たまたま起きた出来事に対して
「ちょっと油断した結果」が、「交通違反」だけで済んで良かったと思いませんか?
これが、「交通事故」だったら大変です。
子ども同士が仲良しだから…ということもあり、
あなたがハッキリとお断りすることを躊躇う気持ちは分かります。
ママ友との関係がギクシャクするかもしれないですし、
子ども達の関係が崩れるかもしれないと思うと、迷う所ではありますよね。
しかし、「ちょっとだけ」「すぐ近くだから」「通り道のついで」など、
慣れ合いによる油断で大きな事故に遭い、辛く悲しい結末を迎えてしまうこともあるのです。
断る勇気が無かったばかりに…と、何か起きてから後悔しても遅いのですよ。
一度、失ってしまったら二度と取り戻せないもの…それは、「命」です。
ご自分のためにも、相手のためにも「最大限の安全を心がける」という強い意志で、
ママ友親子の頻繁な車の便乗は、しっかりとお断りしましょう。
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