フラワーエッセンスとは
- フラワーエッセンスとは
- 植物のエネルギーから作られた母液について
- こんな時におすすめ!
- フラワーエッセンスの選び方について
- フラワーエッセンスの飲み方とさまざまな使い方
- 心に穏やかに変化をもたらします
一般にはあまりなじみがないけれど、この名を聞くと、女性ならきっと興味を持つでしょう。フラワーエッセンス、直訳すれば「花の精髄」とでも言えるでしょうか。古来、花には人の心を癒す力があると信じられてきました。ふと見かけた一輪の花に、驚くほど明るい気持ちになれた、という経験を持つ方も多いことでしょう。フラワーエッセンスは、こんな花の力を理解し、系統立てて生かしていこうというエネルギー療法のひとつです。
アロマテラピーとは違うの? と思う方が多いようですが、違います。フラワーエッセンスは、花から抽出される物質を小瓶に詰めたもの。見た目は似ていますが、アロマと違い、香りは特にありませんし、作られ方も違います。

清浄な大気の中に咲く、朝一番の花を、澄んだミネラルウォーターに浮かべ、一定時間太陽の光に当てておく。こうしてできたエッセンスにブランデーなどを加える、というのが基本的なフラワーエッセンスの作られ方。
1930年代、英国の医師であったバッチ博士は、性格や感情の状態によってかかりやすい病気がある、心の不安や傷を癒すことが病気の予防や治療に役立つ、ということから、体に無害な花のエッセンスを作り、系統化したのです。

ストレスが蔓延する現代社会では、身体的な病気というよりは、心の安定や癒しのためにフラワーエッセンスを求める人が増えています。今では実に多数のフラワーエッセンスが市販され、それぞれに「すばらしい可能性」「日々を新しく生きる」「危機に立ち向かう」など、その花のエネルギーが満ちています。
これらは、飲めば効く薬のようなものではなく、人が本来持っている内面のエネルギーを呼び覚まし活性化させるものとして働きます。
本当の自分を見つけたい、自分本来の力を呼び覚ましたいあなたを、フラワーエッセンスはやさしく助けてくれるでしょう。
植物のエネルギーから作られた母液について
フラワーエッセンスの作用に有効な成分の核となるものは、植物のエネルギーから作られた母液です。
この母液は、野生の花や植物を水に入れ太陽の光に当てること(太陽法)、あるいは煮沸すること(煮沸法)によって作られます。
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太陽法
その花が最も美しく咲いているよく晴れた日を選び、ガラスのボールに清流から汲んできた水かミネラルウォーターを入れ、太陽光に当てて、花が持っているエネルギー(波動)を転写します。
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沸騰法
鍋に花や葉がついた小枝を入れ、全体がひたるくらいまでにミネラルウォーターを入れて煮出します。
この母液は、今も1936年当時と同じ植物を使い、同じ製法で作られています。
フラワーレメディは、この母液に保存料としてグリセリンを少量加えたものです。
「薬ではなく、副作用がない」のは、フラワーレメディのこうした作られ方を見ればお分かりいただけることでしょう。
こんな時におすすめ!
フラワーエッセンスは、改善したい感情や心の状態に合ったエッセンスを選んで使います。例えば以下のような時におすすめです!
- 仕事が忙しく、なかなか休めない
- 子どもが受験、試合前などで緊張している
- 仕事のことで頭が休まらない。色々考えてしまう
- 家事や介護に手一杯で限界を感じている
- ついつい食べてしまう。食べだすと止まらない
- 人にグチや相談ができず、ストレスがたまっている
- 妊娠、出産に不安を感じる
- 加齢や更年期の体の変化に順応できない
- 子育てに疲れてイライラしてしまうことがある
- 心身ともに消耗しきっている、疲れが溜まっている
- 子どもが入園、入学などの新しい生活になじめない
- 家族や職場の人間関係に悩んでいる
【使い方ガイド】フラワーエッセンスの選び方について
- 身体の症状にではなく、感情で選ぶ!
何らかの自覚症状や病名がある場合でも、あくまでも本人が持っている感情に対して選ぶようにしてください。 - 今感じている感情で選ぶ!
現在に至るまでにいろいろな感情を抱いたとしても、それに縛られず、今の感情に対してレメディを選んでください。先週感じていた感情ではなく、今日感じている感情で選ぶということです。 - 表層にある感情で選ぶ!
フラワーエッセンスは、表面にある感情に対して選ぶので、深層心理を探る必要はありません。深層心理を深く掘り下げるようなことはしないで、自覚している感情で選んでください。
フラワーエッセンスは、バッチ博士が、人々が自分で自分を癒せるようになることを目指したことから、基本的には、自分の性格や現在の心の状態を見ながら、それにふさわしいレメディを自分で選ぶセルフケアの商品です。
レメディを選ぶ時、 自分を見つめ、自分の感情に気付くというプロセスを通りますが、癒しへのプロセスはそこから始まっているとお考えください。また、パートナーや家族、ペットなどのために レメディをお選びいただく時も、相手をよく観察し理解してあげることが、癒しの第一歩になります。
5〜6種類のレメディを一度に選べる!
エッセンスを選ぶ際は、「「今の感情から探す」」などを参考にしながら、今の感情に近いエッセンスを5〜6種類ほど選んでください。またセラピストによる対面セッションや、電話カウンセリング、Eメールカウンセリングが受けられるセラピーメニューもありますのでぜひご利用下さい。
【使い方ガイド】フラワーエッセンスの飲み方とさまざまな使い方
- 1.そのまま飲む
レメディの容器(ストックボトル)の蓋に付いているスポイトでレメディ溶液を吸い取り、そのまま口に垂らします。飲む時間や回数に特に決まりはありませんが、目安としては1回に2滴(レスキューレメディの場合には4滴)を、1日4回以上です。生活のリズムに合わせて、起床してすぐ、お昼、夕方、就寝前などが理想的です。
- 2.飲み物に入れて飲む
ミネラルウォーター、コーヒー、紅茶、ジュース、お酒などや、スープや味噌汁に入れても大丈夫です。(炭酸水はあまりおすすめしません)
容量の目安は、直接口にたらす場合と同じです。- 3.お風呂に入れる
疲れた時にお風呂に数滴たらして、入浴するのもおすすめの一つです。その場合は10滴〜12滴くらいを使います。
- 4.体に塗る
赤ちゃんや動物など、飲むことが難しい場合は、唇や耳たぶの後ろ、こめかみや手首などに付けてすりこんで使います。
- 5.ペットに与える
直接舌に2滴ずつ垂らす、あるいは、飲み水やえさに混ぜます。ペットがよくなめる箇所に塗るか、唇、鼻、肉球、耳の後ろなどに塗ってあげるのもよいでしょう。
- 6.観葉植物に与える
別の鉢に植え替えたり、萎れかけている時にレメディを根の部分に垂らしてあげるとよいでしょう。
心に穏やかに変化をもたらします
フラワーエッセンスを飲んだ時の反応の表れ方は、個人差がありさまざまです。
すぐに変化を感じる方もいれば、最初はほとんど変化を感じず、数週間、数カ月たってから「気分が安定してきた」「そういえば気にしなくなった」 「より自分らしくなれた」といった変化を感じる方もいます。
多くの場合は穏やかに変化していくようで、本人は気付かなくても、周りの人がその変化に気付くということもあります。
フラワーエッセンスを使って表面の感情が癒されると、今度はその下に隠れていた感情が表に出てきます。新たに表に出てきた感情にまたレメディを選んで使う、という作業を繰り返していくことで、だんだんと本来の自分へと近づいていきます。
例えば
フラワーエッセンスの効果について
フラワーエッセンスによる感情の変化は、多くの場合穏やかに現れます。
あまりに自然に変化が起こるため、気付かない場合もしばしばです。
- 気づいてみると、問題だったことに対して囚われなくなっていた。
- コンプレックスとして感じていたことがあまり気にならなくなった。
- 執着する気持ちが薄れ、他のことに目が向くようになった。
- 今までとは違う見方、考え方ができるようになった。
個人差はあるものの、体に自然な変化が生じていくため、気づいてみたら治っていた、というケースが多いようです。また、自分では気づかなくても、自分の周囲の人がその変化を感じ取るようになることもあるようです。