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子猫の暴れ癖・噛み癖の原因と対策

 

おはようございます、HALです。

すっかり秋の様相になりましたね。この時期は、夏の繁殖時期に生まれた猫が生後2ヶ月~4ヶ月位になっていることが多いのではないでしょうか。
このくらい時期の子猫はとてもかわいいものです。

しかし、その反面、暴れ癖、噛み癖に手を焼いている飼い主さんも少なからずいると聞きます。
今回は、子猫の暴れ癖・噛み癖に関する原因と対策についてお話ししたいと思います。

子猫の暴れ癖・嚙み癖の原因は?

子猫が暴れたり噛んだりという行動は、ある程度は本来ある姿です。
野生では、この時期に狩りや自分の身を守る術を学習するからです。
しかし同時に、この時期は敵と味方に対する態度を学ぶ時期でもあるのです。
度を越す場合は、問題行動として早い時期からしつけ等をする必要があります。
では、このような問題行動の原因はどこにあるのでしょうか?

1. 病気やケガをしている
2. ストレスがある
3. 社会化期に学習していない

実は、上記3つが問題行動を起こす時の主な原因です。
その他の原因としては、「元気が有り余っている」「発情期」などがあります。
問題行動の裏には、必ず原因があることを認識すれば、解決方法も見えてくるものです。

原因が病気やケガの場合

体を触ろうとすると、暴れたり噛んだりする場合には、病気やケガをしていることがあります。
痛みや違和感などを感じて、触って欲しくないと意思表示しているのです。

また、触らなくても継続する痛みや違和感を紛らわすために暴れることがあります。
病気ケガの内容としては、
・骨折や脱臼、捻挫、切り傷・すり傷等で痛みがある
・皮膚病で患部に痛みや痒みがある
・甲状腺の病気で心拍数が上がり、興奮状態になり暴れてしまう
・脳の病気で行動が制御出来なくなる
・その他疾患
などがあります。

また、雌の場合、
・卵巣遺残症候群(避妊手術後の子宮蓄膿症など)
が発症している可能性もあります。

これは、避妊手術の時(月齢6ヶ月以降一回目の発情期前まで推奨)に卵巣が取りきれていなかった場合等に起こることがあります。
また、それが原因で避妊手術をしたにも関わらず、発情期が来てしまうこともあります。
おかしいなと思ったら、早急に動物病院への受診をしましょう。

ストレスがある場合

子猫の期間は、体力が有り余っている時期でもありますので、運動や遊びにも全力投球します。
色々なことに興味を覚える時期ですので、イタズラもするでしょう。
飼い主さんによっては、これも問題行動に見えてしまうことがあるのですが、ある程度は猫の習性によるものです。

「物を落とされる」「どこでも爪研ぎする」「物陰から狙われる」などで困っている場合には、
・物を片付ける
・爪研ぎしないように壁面に保護シートを貼る
・しつけ用スプレー(猫の嫌がる匂い)を近寄って欲しくない場所にする
・おもちゃで疲れるまで遊んであげる
などが有効です。

また、それらを実行していてもダメという場合には、生活環境や飼い主さん自体をストレスに感じている場合もあります。
猫は、縦方向に移動することを好みます。特に限られた空間の中で生活する場合には、キャットタワーの設置等で、高い場所にも登れるようにしてあげることが大切です。

また、人が常に出入りする場所や、大きな音がする場所、猫にとって不快な匂いのする場所(芳香剤等)もストレス原因になります。
静かで落ち着ける場所を作る(隠れる場所を作る等)、芳香剤は置かない(消臭剤は匂いの無いものを選ぶ等)も試してみましょう。

そして、困ってしまうのが飼い主さんが原因の場合です。
これは自分では気付かないことも多いのではないかと思います。
・子猫に構いすぎる
・しつけが間違っている
・日常のことでイライラしている
・気分の変化が激しい
・躁うつ病である

猫は、飼い主さんの気持ちの変化を察知して不安になり、問題行動に発展してしまう場合もあるのです。
原因が自分にあるかもしれないと感じた場合には、行動を改める、病院での検査を受ける、フラワーエッセンスを活用するなどして、改善を試みてみましょう。

社会化期に学習していない

猫は生後約3週齡~12週齡の間、社会化期というものを経験します。
この間に、猫生を送る上での社会との関わり方を学習するのです。

ところが、この時期に親や兄弟から離されて育った猫の場合、この学習ができていないことがあります。
これが、噛み癖や引っ掻くなどの問題行動の原因になっていることも少なくありません。

まだ、社会化期に該当する子猫の場合には、飼い主さんがしつけしてあげることで学習してくれます。
また、すでに社会化期を過ぎてしまった場合にも、時間はかかりますが、しつけをすることは可能です。
では、どのようにしつけをすれば良いのでしょうか?

問題行動のしつけについて

しつけについては、問題行動を起こした時に大きな音を立てたり叩いたり噛んだりつねったり…という体罰を与える方法が良いとしている記事も見かけますが、これは良くありません。飼い主さんや大きな音に恐怖を感じてしまったり、一見治ったと思えても、性格が卑屈になってしまったりと良いことはないのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?

それは、噛まれたり引っかかれたりした場合には、
・痛くなくても大げさに「痛い」などと言って、その場から離れて暫く相手をしない
・爪研ぎをどこでもする子には、したらすぐに爪研ぎ用品のある場所に連れて行き自分も研ぐ真似をする
・暴れる子には、疲れるまで遊びの相手をする
などが有効です。

尚、遊びの際には、自分の体や手などを遊び道具にするのはやめましょう。
体や手は遊び道具(噛んだり引っ掻いたりしても良いもの)と学習してしまうからです。

また、飼い主さん個人以外にも子猫に接する人がいる場合には、全員で、同じ行動をする必要があります。
例としては、人によって手で遊んでくれる人、ダメな人がいる場合、
「人の手を遊び道具にしてはいけない」と学習するのではなく、
「あの人はダメだけど他の人は良い」と学習してしまうからです。

そして、常に同じ行動をする必要もあります。
あるときはOKで、あるときはNGである場合にも、猫は混乱してしまい、いけないことだと認識できなくなってしまいます。
早い子だと数週間、長い場合には数ヶ月以上かかる場合もあるでしょう。
しつけには、根気が必要です。しかし、いつか理解してくれると信じて途中で匙を投げずに頑張りましょう。

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問題行動の改善には、時間がかかることも多いのですが、いつかは改善してくれると信じて、明るい気持ちで接してあげてくださいね。
それでは次回は11月6日、第火曜日にまたお会いしましょう!
Have a great day!

※バッチフラワーレメディの人間用とペット用は、容器、内容物ともに全く同じものになります。

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