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実は怖い病原菌!猫の多くが感染しているコロナウイルスとは?

 

おはようございます、HALです。

朝晩は冷え込むようになってまいりましたね。
この時期からは、乾燥で肌が荒れたり、風邪を引いてしまったりということに注意が必要です。
それは動物も一緒で、室内の温度管理だけでなく、加湿器などを用いて、湿度管理することも健康を保つ上では気を付けたいところです。

また、動物に大敵なものはストレスです。
ストレスは色々なところに悪い作用をし、健康を保つために必要な免疫力をも低下させてしまうのです。
この免疫が正常に機能しなくなると、非常に厄介な病気になってしまうことがあります。
それが猫伝染性腹膜炎(FIP)です。

現在のところ、完治することはほぼなく、診断されて数日から数ヶ月の内に死に至ることの多い病気です。
しかも、未だに有効な薬は発見出来ていないため、予防するしか方法はありません。
今回は、この猫伝染性腹膜炎にかからないためにはどのようなことを注意すればよいのかを中心にお話ししていきたいと思います。

猫伝染性腹膜炎(FIP)とは?

猫伝染性腹膜炎は、猫の80%が感染していると言われている、コロナウイルス(FECoV)が突然変異することで発症する病気です。
コロナウイルス自体は病原性がとても弱く、免疫が弱い猫が発症しても、通常はお腹を下すくらいです。
また、殆どの猫は、コロナウイルスに感染しても免疫が作用してウイルスの活動を抑えてくれるので、それほど心配はいりません。

しかし、免疫力が弱っていると体内にいるコロナウイルスが突然変異を起こした場合、猫伝染性腹膜炎に罹(かか)ってしまう可能性が高まります。
確率で言えば、変異した内の10%に満たない程度で発症する病気ですが、ウイルス感染したときの免疫力の状態で左右されることがあるので、安心はできません。
特にこの疾患になりやすい子猫や老猫には注意が必要です。

猫伝染性腹膜炎の症状

猫伝染性腹膜炎には、2つのタイプに分けられます。

・ウエットタイプ(滲出型)
特徴としては、血管から体液が漏れてしまい、重度の腹水や胸水、心嚢水 (しんのうすい/心臓の周りに溜まる水)が見られるようになります。
その他、脱水・嘔吐・下痢・貧血・黄疸・肝臓や腎臓機能の低下などの症状も出ることがあります。

・ドライタイプ(非滲出型)
免疫がウイルスによって過剰反応し、健康な組織まで破壊するようになります。
そのため、肝臓・腎臓・肺・目・脳などあらゆる臓器を対象にしこり(肉芽腫)等ができて、機能障害が起こるのです。

ウエットタイプを発症する猫の方が多いと言われていますが、診断が難しく、実際には双方の複合型タイプに罹っている猫も多いと推測されています。
どちらも、完治することは難しく、完治したとされている猫も、誤診で猫伝染性腹膜炎と診断された可能がも高いとも言われています。
診断されてから、数日~数ヶ月で死に至ることが殆どで、特に幼猫の場合は診断されたときは元気でも、急変することが多いのが現状です。

どのように感染するの?

コロナウイルスに感染している、猫のうんち(排泄物)が体内に入ることが直接の原因です。
そのため、多頭飼いしている家庭や、外にも自由に出られる猫が感染するケースが、単頭飼いに比べて圧倒的に多い傾向にあります。

猫が他の猫のうんちを直接口に入れるケースは少ないのですが、グルーミング(被毛を舐める)やトイレの共有、不衛生な居住空間などでうんちが付着し、体内に取り込まれることで感染してしまうのです。

また、単頭飼いで完全室内飼いの場合は、母猫から感染している可能性があります。
生後5週前後に感染することが多いので、それ以前に母猫から隔離された猫はコロナウイルスを保菌していない場合もあります。

治療方法はあるの?

残念ながら、確実な治療方法は確立されていません。
そのため、症状を軽減させるための対処療法が主になります。

例えば、腹水や胸水等があれば、利尿剤や直接患部に針を刺して水を抜く、脱水症状があれば点滴をする、ウエットの場合は血管から体液が出るのを防ぐための治療をするなどです。

猫伝染性腹膜炎の予防方法とは?

この病気には、まだワクチンが開発されていないため、確実な予防法はありません。
しかし、注意することで発症率を大幅に下げることは可能です。

・多頭飼いの場合はトイレを別にする
・猫の出入りする場所は清潔に保つ
・完全室内飼いを徹底する

上記は、感染源であるうんちを口の中に入れないための基本です。
直接口に入れることはなくても、猫はグルーミングをします。
その時に、例えばトイレの中で他の猫のうんちを踏んづけてしまっていたために、グルーミング時に口の中に入ってしまうこともあるのです。

なお、コロナウイルスは、アルコールや消毒薬で簡単に不活性にすることが出来るので、
・清掃時にはアルコール消毒をする
・人が手洗いする際にはアルコール除菌剤等を使用することも有効です。

また、以下も重要です。
・ストレスを感じさせない環境作りをする

この病気には、免疫力が正常に作用することが重要です。
例えコロナウイルスに感染しても、免疫が正常に作用すれば体内で増殖することがなく、増殖の過程で突然変異が起こることもなくなるからです。

具体的には、
・嫌がることをしない(過剰なコミュニケーションなど)
・適度なコミュニケーションをする(遊びの欲求に応える等)
・清潔な環境を保つ(居住空間やトイレ、フード入れ等の清掃)
・フードや水は必要な分を忘れずに与える(食べているかの確認もする)
・居住空間は、大きな音や人の出入りの激しい場所を避ける
・温度と湿度の管理をする(温度:夏28℃前後・冬21~28℃、湿度50~60%)
・適度な運動が出来るようにする(キャットタワーの設置等)
・安心出来て快適な場所を作る(猫ベッドや隠れられる場所など)
…などになります。

パシフィックエッセンス

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そして、もうひとつの予防方法としては、ストレスを感じた時にサポートをしてくれるエッセンスの活用です。

バランサーフォーアニマル(動物のためのバランサー)スプレー《パシフィックエッセンス》30ml

動物のためのバランサーです。
人間用のバランサーエッセンスやバランサースプレーと同じく、精神的、感情的、 身体的に、ストレスを感じているときや疲労困憊の際に役立ちます。

人間用に使用されているのと同じハイクオリティなブレンドで、動物用として使いやすいように、スプレーボトルに入っていて、アロマのエッセンシャルオイルは入っていませんので飲用できます。
12の経絡すべて、そして7つのチャクラすべてを整えることで、ストレスやショックが解消されます。
急性のストレスに優れたケアのため、緊急用としてお役立て下さい。
また、それが慢性化して生じる心的外傷後ストレス障害のような、副次的な影響を取り除きます。

飼い主さんがどんなに気をつけていても、どのような場面でストレスを感じるかは猫の性格にもよるので、確実に把握することは困難ではないかと思います。
そこで、ストレスを感じているのかな?と思ったら、このエッセンスの出番です。

「バランサーフォーアニマル」は、急なストレスにも役に立つものですので、非常用の防災グッズのひとつとしても常備しておくと安心ですよ。
それでは次回お会いしましょう!
Have a great day!

※バッチフラワーレメディの人間用とペット用は、容器、内容物とともに全く同じものになります。

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