お知らせ フラワーエッセンス

フラワーレメディとは?効果や種類の選び方を解説

今回は、フラワーレメディに興味を持ち始めたあなたのために、入門向けの解説をわかりやすくお届けしていきます。
「フラワーレメディって何なの?よくわからない」
「アロマとは違うの?」
「どんな種類があるの?どうやって選べばいい?使い方は?」
「飲んでも良いって聞いたけれど、健康に害はない?」
「どんな効果があるの?もしかして効果ナシなんじゃない?」
「フラワーレメディには資格はあるの?」
こんな疑問にお応えしていきます。

フラワーレメディとは?「バッチ博士の花療法」とも呼ばれる理由

まずはフラワーレメディについて、かんたんに解説していきます。
フラワーレメディとは、植物のエッセンスを使って、気持ちや心の働きを整えるヒーリング雑貨です。
怒り、悲しみ、嫉妬などのマイナスの感情を癒して、毎日を健やかにに過ごせるよう、メンタルをサポートしてくれます。
フラワーエッセンスとは

バッチ博士の花療法・バッチフラワーレメディ

フラワーレメディは、イギリスの医師・細菌学者エドワード・バッチ博士(Dr.Edward.Bach)により、1936年に確立されたもの。バッチ博士の名前から、「バッチ博士の花療法」とも呼ばれます。
バッチフラワーレメディ
精神的なストレスがさまざまな生活習慣病や老化などの原因になることは、現代では良く知られているところです。バッチ博士も同じように、「ネガティブな気持ちを癒すことが病気の予防や治療に役立つ」と考え、身体に無害な植物のエッセンスを作りました。それがフラワーレメディです。
現在ではブランドも増え、「バッチフラワーレメディ」はフラワーレメディのブランドの一つとなっています。他にもさまざまなブランドが、フラワーレメディを取り扱っています。

フラワーレメディとフラワーエッセンスの違い

フラワーレメディに興味をお持ちの方は、「フラワーエッセンス」という言葉も聞いたことがあるかもしれません。フラワーエッセンスとフラワーレメディは、基本的には同じものです。これも呼び方の違いと考えて良いでしょう。
フラワーエッセンスについて、こちらの記事でも詳しく解説しています。

フラワーレメディは効果なし?よくある誤解と本当の話

「フラワーレメディは効果なし」という噂もたまにあるようです。これはちょっと、誤解してしまいやすいポイントです。
そもそも、フラワーレメディは医薬品ではありません。
病気や怪我を治したり、ダイエットをしたり、お肌をキレイにしたり…と、身体の健康に直接はたらきかける効果はありません。
そのため、なにか身体の改善を期待してフラワーレメディを使うと、「効果がない?」とガッカリしてしまうことも。
こうした誤解により、「フラワーレメディは効果なし」と思ってしまう人も多いのかもしれませんね。

フラワーレメディの本当の役割は、気持ちを整えること

フラワーレメディの本当の効果は、ネガティブな気持ちを拭い去って、きれいに整えることです。
この働きは、「たまねぎの皮」に例えられることもあります。本当の自分を覆ってしまっているネガティブな感情を、たまねぎの皮のように、フラワーレメディによって一枚一枚、取り除いていくイメージです。
フラワーエッセンス 効果

効果は穏やかに現れる

フラワーレメディは、飲めば何か効果が出る薬のようなものではありません。ほとんどの場合、じんわりと数日ほど掛けて気持ちが落ち着いていきます。
「あんなに悩んでいたことなのに、そういえば最近まったく気にならない」
「毎日ずっと不安だったのに、気がついたら囚われなくなっていた」
「ネガティブな気持ちが薄れて、自然に過ごせるようになった」
…など、穏やかなペースで気持ちが変化していきます。
 

フラワーレメディとアロマオイルやアロマテラピーとの違い

「フラワーレメディはアロマオイルやアロマテラピーと違うの?」
という疑問を持つ方も多いかと思います。確かに、見た目や雰囲気は何となく似ていそうですよね。ですが、フラワーレメディとアロマは、まったく違うもの。作り方も使い方も、何もかも違いがあります。
たとえば、フラワーレメディには香りはありません。香りを楽しんだり、香りに癒やされるものではなく、植物の持つパワーやエッセンスを受け取るものだからです。

フラワーレメディは、無害で危険性もない

フラワーレメディには、「無害で危険性がない」という特徴もあります。
実はこの点も、アロマオイルとの大きな違い。アロマオイルは香りを楽しむぶんには無害ですが、飲み物に入れたり、肌に塗ったりすると健康に害を及ぼしてしまう恐れもあります。

フラワーレメディ38種類の指標

フラワーレメディには「38種の指標」という有名な分類があります。この38種類をご紹介しましょう。
一方で、フラワーレメディは無害で危険性もありません。飲み物にほんの少し加えたり、お風呂に入れたり、身体に塗ったり、大切なペットにもお使いいただけます。

フラワーレメディの種類名 使う時の気持ち・感情
レスキュー 極度な緊張、ショックを受けた時
アグリモニー 表向きは明るく振る舞えるものの、内心に悩みを抱えている時
アスペン 原因はわからないが、漠然と不安や心配がある時
ピーチ 他人に対してつい批判的になってしまう時
セントーリー ノーと言いたくても言えない時、必要以上に誰かの言いなりになってしまう時
セラトー 自分に自信が持てず、周りの人に振り回されてしまう時
チェリープラム 自分の感情をコントロールできないと感じた時
チェストナットパッド ケアレスミスや些細な失敗を繰り返してしまい、何をやっても上手くいかない時
チコリー 愛情が高ぶりすぎて独占欲や支配欲、わがままな気持ちが出てきてしまった時
クレマチス 目の前の現実に集中できず、夢や空想に浸ったり、ふわふわしてしまう時
クラブアップル 些細なことが気になったり、自分が嫌になってしまう時
エルム 仕事のプレッシャーを感じたり、自信を失ってしまっている時
ゲンチアナ 気持ちがくじけやすく、すぐ落ち込んだり動揺してしまう時
ゴース 希望が持てず、ネガティブな感情になっている時
ヘザー 寂しさを感じたり、周りの人にかまって欲しい、注目して欲しいと感じてしまう時
ホリー 人を信じられない、疑心暗鬼になってしまっている時
ハニーサックル 嫌なことを思い出してしまったり、昔を懐かしんだりと、今のことに集中できない時
ホーンビーム 何をするにもやる気が起きず、心が疲れてしまっている時
インパチエンス イライラや緊張、気が短くなってしまっている時
ラーチ 他人と比べてコンプレックスを感じてしまう時
ミムラス 不安に打ち勝ちたい時。勇気が欲しい時。
マスタード 漠然と気持ちが落ち込んでしまい、憂鬱な時
オーク 無理をしすぎていると感じる時
オリーブ 心身ともに疲れてしまって、エネルギーが足りない時
パイン 必要以上に罪悪感を感じてしまう時
レッドチェストナット 親しい人や愛する人のことを心配しすぎてしまう時
ロックローズ パニックになったり、恐怖感を感じる時
ロックウォーター 自分自身に厳しくなりすぎている時
スクレランサス 精神的に不安定な時、気持ちが揺れ動いてしまう時
スターオブベツレヘム 過去の出来事のショックから、まだ抜け出せていないと感じる時
スイートチェストナット 極度の精神的苦痛や絶望感に悩まされている時
バーベイン 強い信念や熱意の高ぶりで冷静さを失ってしまっている時
バイン 周りの人をコントロールしたい、一方的に支配したいと感じてしまう時
ウォルナット 平常心を保ちたい時、人生の変化に戸惑いを感じる時
ウォーターバイオレット 心を開くのが難しく、人とのつながりを感じにくい時
ホワイトチェストナット 心配事や考え事が頭から離れない時
ワイルドオート 人生の道筋に迷ったり、自分の可能性に疑問を持ってしまっている時
ワイルドローズ 人生にあきらめや無力感を感じてしまっている時
ウィロウ 人生がうまくいかないのを周囲のせいにしてしまったり、悲しみに浸ってしまう時

 
フラワーレメディ38種類の指標について、こちらの記事でも詳しく解説しています。
 

フラワーレメディの選び方

次に、フラワーレメディの選び方について解説します。
まず大切なのは、次の3つのポイントです。
 
1:身体の状態ではなく、感情や心の状態で選ぶ
フラワーレメディは、気持ちにはたらきかけるもの。身体ではなく、心の状態に合わせて選ぶことが大切です。
 
2:今の気持ちで選ぶ
感情はいろいろと揺れ動くものです。一つの出来事に対しても、昔の気持ちと今の気持ちが違うこともあるでしょう。フラワーレメディは、昔の気持ちではなく、今の気持ちに対して選んでいきます。
 
3:素直な気持ちで選ぶ
複雑な気持ちを抱えていると、「これは本当の自分の気持ちなんだろうか?」と考えてしまったり、深層心理を探ろうとしてしまうこともありますよね。ですがフラワーレメディは、そうした深層心理ではなく、今まさに表に出ている感情で選びます。
フラワーエッセンスの選び方
 

同時に5~6種類を選んでも大丈夫

いろいろな気持ちが混ざり合って、一種類のフラワーレメディだけでは選びにくい時もあるかと思います。そうした場合など、一度に5~6種類を選んで、混ぜて使っても大丈夫です。
 

自分の気持を見つめ直すところから、癒しのはじまり

自分に合ったフラワーレメディを選ぶためには、「今、自分はどんな気持ちなんだろう」「この感情は一体何なんだろう」と、自分の心を見つめ直すことが必要です。
このように気持ちを整理する時点で、すでにフラワーレメディの癒しは始まっています。
「フラワーレメディは、選ぶところから癒しのプロセス」と考えて頂くと良いのではないでしょうか。
 

フラワーレメディの使い方

続いて、フラワーレメディの使い方について解説します。
 

スポイトで飲む(2~4滴)

フラワーレメディは、天然の植物とミネラルウォーター、その他安全な成分で作られています。スポイトでレメディを吸い取り、そのまま口に垂らして飲むこともできます。医薬品ではないため、時間や回数に決まりも特にありません。
フラワーエッセンスの使い方
 

いつもの飲み物に加えて

普段の飲み物に、フラワーレメディを数滴ほど加えて飲む使い方もあります。フラワーレメディには香りは無いため、スープなどのお料理に加えることも。本場イギリスでは、ティータイムのお茶やディナーのあとのブランデーに、フラワーレメディを加える習慣もあります。
フラワーエッセンスの使い方
 

お風呂に入れたり、肌に直接塗る

フラワーレメディは、お肌にも優しい成分です。お風呂に入れたり、お肌に直接塗る使い方もできます。お風呂に入れる場合は、10滴程度を目安にすると良いでしょう。
フラワーエッセンスの使い方
 

ペットのケアに

犬、猫、小鳥などペットのメンタルケアにも、フラワーレメディをお使いいただけます。飲水に数滴加えたり、ペットがよく舐める口周りや手足、身体などに塗ってあげる方法もあります。
フラワーエッセンスの使い方
 

フラワーレメディの資格について

フラワーレメディは、自分の気持に従って、誰でも簡単に選んで使えるもの。ですが、より知識を深めたり、フラワーレメディを使ったカウンセリング等を志す人たちのために、いくつかの資格があります。
 

バッチ財団登録プラクティショナー(BIEP)資格

世界共通の「バッチ国際教育プログラム(BIEP)」による資格です。日本では、一般社団法人バッチホリスティック研究会が資格認定団体となっています。資格認定には、レベル1~レベル3までの教育プログラムの修了が必要です。全プログラムをマスターすると、バッチ財団登録プラクティショナー(Bach Foundation Resistered Practitioner)として、イギリスのバッチセンターに国際登録できるようになります。
参考:https://www.bachflower.gr.jp/bieptop
 

バッチフラワーカウンセラー資格

一般財団法人日本フラワーレメディセンターによる、フラワーレメディの公認資格です。セミナー受講などを経て、計3回の実力診断テストをクリアすると、バッチフラワーカウンセラーのベーシック資格が得られます。さらに上級資格として、アドバンスレベル、マスターレベル、ティーチャーレベルI、ティーチャーレベルIIがあります。
 
参考:https://bachflower.info/seminar/
 

他の様々なフラワーレメディ関連セミナー

この他、さまざまな専門家や団体・機関が、フラワーレメディの資格認定や関連セミナーを行っています。
いろいろな入門方法があるので、フラワーレメディの資格を取りたい方は、自分に合ったセミナーを探していくところから始めてみてはいかがでしょうか。
 

まとめ:フラワーレメディについて知っておきたいこと

それでは最後に、まとめに入ります。今回の記事の要点は、次の通りです。
・フラワーレメディは、心や気持ちにはたらきかけるもの。身体の症状を治す薬ではありません。
・イギリスの伝統的なヒーリング文化です。花や植物のパワーをもらって心を整える方法として、エドワード・バッチ博士が開発しました。
・現在では「バッチフラワーレメディ」をはじめ、さまざまなフラワーレメディのブランドがあります。
・フラワーレメディは、アロマオイルやアロマテラピーとは異なるものです。
・フラワーレメディは、害のない成分で作られています。直接飲んだり、飲み物に加えたり、お風呂に入れたり、ペットに使ってあげることもできます。
・フラワーレメディには、38種類の指標があります。今の自分の気持ちに合わせて選びます。5~6種類を併用することもできます。
・フラワーレメディには、BIEP、バッチフラワーカウンセラーなどの資格があります。ただし、資格がなくても、どなたでも購入して利用できます。
 
こうしたポイントについて知っておいていただくと、フラワーレメディの入門はバッチリではないでしょうか。
 
フラワーエッセンスとは
 
この記事が、これからフラワーレメディをはじめるあなたに、お役に立てたなら幸いです。
 
 
 

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