こんにちは、野田です。
5月11日(水曜日)から毎週水曜日レメディで「これならできる♪簡単アロマテラピー」と題しまして、連載をさせて頂きます。
「これからアロマのある暮らし始めてみたい!
だけど、右も左もわからない・・・」
そんなあなたに、自分で今すぐできるアロマテラピーの楽しみ方を毎週お届けします。
楽しみにしていてくださいね。
さて、あなたは
「アロマテラピーを始めたいけど、どんな香りがいいの?」と、悩んでいませんか。
アロマオイルと言っても、様々な種類があり、ラベンダー1つにしても数百種類もあったりします。
その中から、自分にあった香りを探す…
中々ハードルが高く、最初の一歩が踏み出せない。
私もそんな悩みを持つ1人でした。
今回は、あなたにピッタリの香りを探すために、必要な情報をお届けします。
あなたに必要なもの、不要なもの
香りって見えないですし、アロマテラピーってミステリアスで不思議なモノって思っていませんか。
実はアロマテラピーはれっきとした科学。
香りの成分は実は化学物質なのです。
香りのもとになる成分は、鼻から空気と共に体内に取り込まれます。
そして、直接脳に刺激を与え作用します。
鼻粘膜や皮膚の毛細血管から体内に取り込まれます。
嗅覚は、動物がその対象を自分にとって必要なものか不必要なものか、それとも害のあるものなのかを、判断する為に存在しています。
例えば、美味しそうな料理や、よく熟した果物。
キレイな花はとてもいい匂いがしますね!
一方で、腐ってしまったものや動物の体内から排泄された排泄物はイヤな臭いがします。
良い香りは、その個体にとって利益をもたらすものであり必要なものであると判断されます。
イヤな臭いは、その個体にとって不利益をもたらし害を与えるものです。
つまり、その個体にとって必要ないものというわけです。
「いい香り♪」と思った香りそれがあなたに合うアロマ☆
それでは、どんな香りがあなたにあうのか?
最初に判断する基準をお伝えします。
それはズバリ、あなたが「いい香りだなぁ!」と感じた香りが、今のあなたの体調や精神状態にマッチしているのです。
どんなに素晴らしい効果があるアロマ精油でもどんなに値段が高いアロマ精油でも、あなたが嫌いな香りはあなたの心身に合っていません。
どんなに口コミが良くても、誰もが「いい香りだ」と口をそろえて言っても、あるいは、偉い先生のお勧めであってもあなたが嫌いな香りは、あなたに合っていません。
また、この感覚は同じ人であってもその日によって「いい香りだ」と感じる時と、そうでない時があります。
ですから、実際にサンプルの香りをかいでみて自分が良い香りだと思うアロマオイルをいくつか購入してみましょう。
そして、体調やその日の気分によってあるいは、自分がなりたい状態を選んで、その日に使うアロマを決めましょう。
ちなみに、いくつもサンプルの香りをかいで匂いが解らなくなったときは一度自分のにおいをかぎましょう。
そうすると、麻痺した嗅覚がリセットされて嗅ぎ分けができるようになります。
私も自分で調香することがあります。
香水を作る時は7~13種類の精油を使います。
人が嗅ぎわけ出来るのは、3種類くらいまでです。
それ以上はよくわからなくなってしまいます。
最初はこの3種類のアロマオイルがお勧め!
そうはいっても、アロマ精油にはとても沢山の種類があります。
値段もピンからキリまであり、数百円で買えるものからとても高価なものもあります。
中でもローズオットーはバラの花びらを蒸留して精製するとても高価で貴重なアロマオイルです。
たった2mlで1万円以上します。
ですので、初心者でも買いやすく扱いやすいオイルを私がチョイスしてみました。
ラベンダー
ラベンダーはリラックス効果が高く、炎症を抑える効果があります。
ラベンダーの鎮静成分は 酢酸リナリルといいます。
脳や脊椎などの中枢神経に作用し、心身のバランスを整えます。
ラベンダーの香りをかいでみて、嫌いでなければ、1本は持っていたいアロマオイルです。
ベルガモット
ベルガモットは柑橘の皮からとれるアロマオイルです。
昔から、香水の材料として多く利用されてきました。
ベルガモットの香りが想像できない場合、紅茶のアールグレイの香りを思い出してください。
アールグレイは紅茶にベルガモットの香りをつけたものです。
ベルガモットにもラベンダーと同じ中枢神経を鎮める効果があります。
その理由は、ラベンダーに含まれている酢酸リナリルがベルガモットにも含まれているからです。
ラベンダーが苦手な人でも、ベルガモットは大丈夫という方が多いです。
ローズマリー
ローズマリーはハーブの一種で、料理にもよく使われます。
爽やかな香りで精神を高揚させる働きがあり、集中力が研ぎ澄まされます。
また、心臓の働きをよくして、血流を良くします。
筋肉痛や肩こりには、バスソルトやオイルマッサージで使うといいですね。
また、肌や髪にとても良いのでシャンプーやせっけん、化粧水にも向いています。
スーッとした香りで、何に似ているかというと・・胸に塗るタイプの例の風邪薬に似ています。
いかがでしたか。
あなたも、沢山の種類のアロマから自分が大好きな香りを見つけて、毎日いい香りに包まれた豊かな生活をはじめてみませんか。
そう、あなたが好きな香りがあなたに合っている香りなのです。